| 浴槽から出る際も注意しましょう。 出る際に「さて、出るか」でパッと立ちあがるとどうなるでしょうか? 身体にかかっていた水圧は一気になくなります。
 これにより血圧が低下します。
 水圧で縮んでいた血管がパッと広がり、脳への血液の流れが悪くなります。
 これにより『めまい』が起こります。
 それで倒れて頭でも打ったら恐ろしいことになります。
 浴槽から出るときはゆっくり立ちあがって、のんびりと浴槽から出てください
 もし、めまいがしたらその場でしゃがんで下さい。立っていようとしないで下さい。平衡感覚が失われていますから、フラフラして倒れる可能性があります。
 特に、露天風呂の場合 特に冬場は浴槽内と外気との温度さが非常に大きいです。
 温度差が大きいと血圧は大きく上昇します。
 これに血管が対処できないと事故になるのです。
 当館にも露天風呂はございますが、正直申し上げて冬場はあまりお勧めしておりません。「くれぐれもお気をつけてどうぞ」と付け加えるようにしています。
 当館では、露天風呂にも《入る際・出る際の注意》を表示してあります。
 当館の内湯脱衣場等には『わかりやすさ』を一番大切にして作成した、温泉と入浴法の簡単なマニュアル『ちょっと温泉の話』が置いてあります。
 簡単で解りやすく、結構評判良いんですよ、これが。
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